新築やリフォームのタイミングで浴室乾燥機をつけた家庭は多いですが、
「ほとんど使っていない」
「電気代が高すぎて毎日は無理」
「思ったより乾かない」
といった声も同じくらい聞こえてきます。
検索データを見ても、
- 浴室乾燥機 後悔
- 浴室乾燥機 いらない 新築
- 浴室乾燥機 電気代 高すぎて使えない
- 浴室乾燥機 代わりになる もの
- 浴室乾燥機 やめた
- 浴室乾燥機 なし 風呂干し
といったキーワードが常に上位に出ており、多くの人が同じ悩みにぶつかっていることがわかります。
この記事では、特に 4人家族・共働きママ目線 で、
- 浴室乾燥機を「後悔」「いらない」と感じる理由
- 浴室乾燥機に向いている家庭 / 向いていない家庭
- 浴室乾燥機の代わりになる現実的な選択肢
- 新築・リフォーム時の判断ポイント
を整理していきます。
目次
なぜ「浴室乾燥機つけて後悔した」と感じるのか
まずは、よくある後悔ポイントをまとめました。
①電気代が高すぎて“毎日は回せない”
浴室乾燥機の多くは ヒーター式(電気式)で温風を出すタイプ。
イメージとしては ドライヤーを2〜3本同時に回している状態に近く、どうしても電気代が高くなります。
具体的には:
- 1回あたり100〜300円前後
- 梅雨〜冬に毎日使うと月数千〜1万円前後
共働き4人家族で、
「毎日1〜2回洗濯 → そのたびに浴室乾燥」
という運用をしようとすると、
「電気代が怖くてフル活用できない」
という矛盾が起きやすくなります。
電気代アプリを見たら、浴室乾燥機を使った日だけグラフが跳ね上がっていて、「これは毎日は無理だ…」と感じてしまった、という声も本当に多いです。
浴室乾燥機は“あるのに使えない設備”になりやすい理由のひとつです。
別の乾燥手段である衣類乾燥除湿機と比べるとどうなの?といった詳しい電気代については、こちらの記事でまとめています。
⇒浴室乾燥・コインランドリー・除湿機の電気代を比較
②洗濯物の量に対して“干せるスペースが足りない”
特に4人家族の場合、1日分でも洗濯量はかなりのもの。
4人家族(大人2+子ども2)の洗濯量の例
- バスタオル:4枚
- フェイスタオル:4〜6枚
- 肌着・パジャマ・Tシャツなどの衣類一式
- 厚手のパーカーやトレーナーが混ざる日も
- 体操服や部活ジャージが追加される日も
週末や雨の日はさらに量が増え、
1日2回転(朝+夜)の洗濯
を回す家庭も珍しくありません。
しかし浴室は基本的に ポール1本+狭い空間。
そのため:
- ぎゅうぎゅうに干す → 風が通らず乾かない
- 厚手のタオル・パーカーがいつまでもしっとり
- 乾ききる前に生乾き臭
といった不満につながりがちです。
我が家では、子どもが小学生になると、スポーツ関係の習い事の服・タオル、厚手のパーカー等が増えて、浴室1本干しでは全然足りなくなりました。
結局、脱衣所やリビングにも物干しを出すことになり、「浴室の意味とは?」となり使わなくなるパターンでした。
③乾燥中はお風呂に入れない
意外とストレスが大きいのがこれ。
- 乾燥中は浴室が占拠される
- 子どもの入浴時間とバッティングする
- 夜遅くまで回すと音が気になる
共働き家庭ならではの状況として、
「帰宅 → 夕飯 → 片付け → お風呂 → 洗濯」
というタイトな動線の中で、
洗濯物と浴室が同じ時間帯に必要になる
という問題が起きやすくなります。
④掃除と寿命・故障コストも地味に重い
浴室は湿気+ホコリがたまりやすく、浴室乾燥機も例外ではありません。
- 定期的なフィルター掃除が必要
- 掃除をサボると乾きが悪くなる
- 生乾き臭の原因にもなる
- 寿命は10〜15年前後と言われることが多い
- 交換時は本体+工事で数十万円規模になることも
「あまり使っていなかったのに壊れて交換…」
というタイミングで後悔が爆発する人も少なくありません。
浴室乾燥機が「向いている家庭」と「向いていない家庭」
浴室乾燥機自体が悪い設備というわけではなく、相性の問題です。
浴室乾燥機が向いている家庭の例
- 洗濯物が少ない(1〜2人暮らし)
- 毎日ではなく「雨の日だけ」「大物だけ」使う
- 浴室が広く、ポールが複数ある
- 電気代より“干す場所が確保できること”を優先したい
→ この場合は “たまに使う贅沢設備” として満足度は高いです。
4人家族・共働き家庭との相性
一方で、あなたのような 4人家族・共働き の場合は、
- 洗濯物の量が多い(毎日大きな山)
- 「今日の分を確実に乾かしたい」日が多い
- 夜間〜早朝にまとめて洗濯する
- 電気代も気になる
この条件が揃うと、
浴室乾燥機を“メイン装備”にしてしまうと失敗しやすい
結果として:
「電気代が高い割に量もスピードも足りない」
→ 「いらなかった」「やめた」という後悔につながります。
「浴室乾燥機いらない」「やめた」と決めた人の共通点
検索結果や体験談を見ると、共通点がハッキリしています。
毎日使う前提で考えるとコスパが悪い
梅雨・冬など “本気で乾かしたい季節” ほど使用頻度が増えますが、同時に電気代も跳ね上がります。
そして多くの人が気づきます:
「お金も時間もかけているのにストレスが減っていない」
ここで “浴室乾燥機を軸にするのはやめよう” と判断するケースが多い。
別のメイン装備に切り替えて満足している
よくある乗り換え先はこの2つ:
選択肢①:ドラム式洗濯乾燥機
- 干す手間ゼロ
- 天気・時間に影響されない
- 浴室を占拠しないので運用が楽
選択肢②:縦型+衣類乾燥除湿機+サーキュレーター
- 干す場所をその日の状況で変えられる
- 浴室乾燥機より電気代が抑えやすい
- 家全体に応用できる“道具”として使える
結局「浴室で乾かすこと」自体にこだわらなくてよかった、
という声は本当に多いです。
除湿機を導入したら、
脱衣所・リビング・寝室と好きな場所に干せるため、
生活テンポが崩れなくなったという実例もよくあります。
浴室乾燥機なしでもできる「風呂干し」&代わりになるもの
「浴室乾燥機なしで風呂干ししたいときは?」
「代わりになるものって何?」
ここからは、浴室乾燥機の代わりになるものをご紹介します。
浴室乾燥機なし 風呂干しの基本
浴室は囲われた小さな空間なので、
“湿気を逃がしつつ、空気を動かす”
ことができれば乾燥自体は可能です。
基本のポイントは3つ:
- 換気扇を回しっぱなし
- 扉を少し開けて乾いた空気を入れる
- サーキュレーターや扇風機で風を当てる
ただし4人家族で 毎日これをメイン装備にするのは限界がある
というのが現実です。
浴室乾燥機の「本当の代わり」になりやすいもの
現実的にメインになりやすいのはこの2つ。
選択肢①:洗濯乾燥機(特にドラム式)
- 干す・取り込む手間がゼロ
- 浴室を占拠しない
- 天気や時間の縛りから解放される
一方で、
- 初期費用が高い
- 故障時のリスクがある
- 乾燥に向かない素材もある
という注意は必要。
選択肢②:衣類乾燥除湿機
- 浴室・脱衣所・寝室・リビングどこでも使える
- 除湿+送風で「5時間の壁」を越えない乾燥スピード
- 電気代が抑えやすい
- 壊れても交換コストが重くない
浴室乾燥機が“浴室の設備”なのに対し、
衣類乾燥除湿機は 家全体で使える道具 というイメージです。
- 「浴室乾燥機はカビ対策用にして、洗濯物は除湿機」
- 「新築では浴室乾燥機をやめて除湿機に」
という選択とも相性が良いです。
4人家族ママのための「現実的な3パターン」
ここまでを踏まえ、4人家族でよく落ち着く運用は3つです。
パターンA:ドラム式洗濯乾燥機メイン+浴室はサブ
- 普段はドラム式に任せる
- 浴室乾燥機はタオルや大物に限定
→ 干す回数そのものを減らしたい人向け
パターンB:縦型+衣類乾燥除湿機+サーキュレーター
- 洗濯は従来どおり縦型
- 干す場所は日によって変えられる
- 浴室乾燥機は前提にしない
→ 「電気代・生乾き・干す場所」をまとめて解決
パターンC:浴室乾燥機は残しつつメインは別に持つ
- 新築で付けてしまった浴室乾燥機はサブに
- 普段は除湿機や乾燥機をメインに
- 雨が続いた時だけ併用する
→ “せっかく付けた設備を完全に捨てない折衷案”
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機+衣類乾燥除湿機を比べて違いをまとめたこちらの記事も参考にどうぞ。
⇒ドラム式洗濯機 vs 縦型+衣類乾燥除湿機。どちらが幸せ?
新築・リフォームで「浴室乾燥機いらないかも?」と思ったら
最後に、新築・リフォームの判断基準です。
次のどれかに当てはまるなら“なくてもいい”可能性大
- メイン乾燥手段を
→ ドラム式 or 除湿機 にするつもり - 浴室がコンパクトで干すイメージが湧かない
- 電気代に敏感で毎日100〜200円に抵抗がある
- 室内物干しやランドリールームを作る予定
逆に、こんな場合は付けておく価値あり
- 高齢家族がいて浴室暖房として使いたい
- 1〜2人暮らしで洗濯量が少ない
- 雨の日だけ干したい
- 住宅設備の価値(売却・賃貸)も考える
まとめ:浴室乾燥機そのものより“メインの乾燥手段”を決める
浴室乾燥機で後悔しやすいのは、
4人家族の毎日のメインに据えてしまった場合
理由はシンプルで、
- 電気代
- 干せる量
- 乾燥スピード
- 運用のしづらさ
のバランスが悪くなりやすいからです。
一方、
- ドラム式洗濯乾燥機
- 衣類乾燥除湿機
は時間 × 電気代 × 使い勝手 の面でメイン装備になりやすいです。
「4人家族の洗濯を回すメイン武器を何にするか?」
を考えるために、次の記事も参考になさってください。
浴室乾燥機の代わりに衣類乾燥除湿機を使うと、電気代はどのくらい違うの?といった疑問の答えはこちら。
浴室乾燥ではなく部屋干しでは生乾き臭が心配…という方は、部屋干しがうまくいかない理由と対策をまとめたこちらの記事もお役立てください。
衣類乾燥除湿機が気になるけど、どの乾燥手段が自分の生活に合うの?という方へ。
正解は季節・家族構成・干す場所で変わります。こちらの記事は、我が家はどれ?という人向けにまとめています。


