「旦那のお小遣い5万円って高い？それとも普通？」こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
家庭の収入や生活スタイルによって、適正なお小遣いの額は変わります。
実際に、Yahoo!知恵袋でも「夫のお小遣いはいくらが妥当？」「5万円は多すぎる？」といった質問が多く寄せられています。
でもそれらの回答は家庭ごとにバラバラで、結局よくわからない…。
そこで本記事では、年代別の適正なお小遣い額をリアルな体験談とともに紹介し、納得のいく決め方を解説します！
目次
1. 旦那のお小遣い5万円って高い？世間のリアルな声
5万円は高すぎる派の意見
① 「家計が苦しいのに5万円は無理！」（30代・共働き家庭）
「夫婦で合わせて年収600万円ほど。住宅ローンや子どもの教育費、生活費を考えると、夫のお小遣いに5万円も渡す余裕はない。私は節約しながらやりくりしてるのに、夫だけ5万円って不公平じゃない？ 実際、私の洋服代や美容費は削っているのに、夫は『必要なものだから』と平然と受け取っていく。何を基準に“必要”とするのか、夫婦で感覚のズレを感じる。」
私も洋服代や美容代を削っています！夫も協力してほしいですよね。
② 「使い道が不明瞭で納得できない」（40代・専業主婦）
「毎月5万円渡してるけど、夫が何に使ってるのか分からない。飲み会が多いと言うけど、そんなに頻繁にあるの？『交際費』と言われると反論しにくいし、何となく不透明でモヤモヤする。一度、家計簿アプリで何に使っているか記録してもらったら、コンビニでのちょこちょこ買いやオンラインゲームの課金が目立っていた。“交際費”という言葉に騙されていた気分で、ますます納得がいかなくなった。」
コンビニは控えてほしいけど、難しいのかな…。
③ 「ボーナス月はもっと欲しがる」（50代・子ども独立）
「うちは50代で夫婦二人暮らし。5万円ならまだいいけど、ボーナス月は『今月は余裕があるから7万円ほしい』と言い出す。家計管理をしている側としては、貯蓄や老後資金のことも考えてほしい。でも夫は『今を楽しむことも大事』と言って、ボーナスの半分以上を趣味に回したがる。私は老後のために節約しようとしているのに、夫は趣味のゴルフ代や旅行代に惜しみなく使う。お互いの優先順位が合わないと、ストレスばかり溜まる。」
私も洋服代や美容代を削っています！夫も協力してほしいですよね。
④ 「子ども優先なのに、自分だけ贅沢するのはどうなの？」（30代・子育て世帯）
「共働きで子ども2人の家庭。子どもの教育費を考えて、私は美容院を3ヶ月に1回に減らしたり、ファストファッションで我慢してるのに、夫は毎月5万円も自由に使っている。しかも、飲み会だけじゃなく、趣味のアウトドア用品やゲームソフトも定期的に買っている。『これぐらいの楽しみがないとやってられない』と言うけど、私だって好きなことを我慢している。家計を優先するなら、もう少し協力してほしい。」
私も我慢してるのに、夫ばかり趣味にたくさんお金を使うのは納得できません。
⑤ 「使いすぎてるのに『足りない』と言われるのがストレス」（40代・自営業の妻）
「夫は毎月5万円のお小遣いをもらっているのに、月末になると『もう足りない』と追加を要求してくる。『足りないなら、何に使ったのか説明して』と言うと『こまごまとしたもの』とか『仕事関係』とか、曖昧な言い訳ばかり。家計のやりくりをしている側としては、余裕のない状態でさらに要求されるのがストレス。夫は自由に使っているのに、私は節約ばかり。これでは不満が募る一方で、夫婦関係にも影響が出る。」
お金の不満は夫婦関係も悪くなります。
5万円は妥当派の意見
① 「飲み会があるから必要」（30代・営業職）
「職場の付き合いで週1回は飲みに行くし、ゴルフや趣味の出費もある。5万円でも足りないくらい。会社によっては交際費が必須なところもあるから、一律で『高い』とは言えないと思う。特に営業職は、クライアントとの会食や接待が仕事の一部。会社が負担する分もあるが、個人で支払うケースも多い。上司や取引先に対して『お小遣いが足りないから行けません』とは言えないし、交際費を削ることで評価が下がるのも困る。実際に、飲み会の回数が減ると、社内の人間関係もギクシャクしがちで、結果的に仕事のしづらさにつながる。」
職場の付き合いに影響が出るのは、妻としても望まないです。
② 「趣味もストレス発散の一環」（40代・IT系）
「ストレスの多い仕事だから、趣味のゲームやスポーツにお金をかけたい。家庭のために働いているのに、お小遣いが少ないとストレスが溜まる。5万円なら無理なく楽しめるし、家計が回るなら問題ないのでは？ 例えば、私の趣味はロードバイクで、メンテナンス費やギア代が定期的にかかる。1回の買い物で数万円飛ぶこともあり、月5万円のお小遣いでも足りないくらいだ。また、仕事のストレスを発散するためにジムやスポーツにもお金をかけている。こうした出費を制限されると、精神的に追い詰められる気がする。趣味があるからこそ、仕事のモチベーションも維持できるのでは？」
妻も平等に趣味やストレス発散にお金を使えるなら問題ないですね。
③ 「自分も同じくらい使ってる」（30代・共働き）
「夫だけじゃなくて、私もファッションやカフェ代、友人とのランチで月5万円くらい使ってる。夫だけを制限するのは不公平だから、お互いに同じくらいの自由なお金を持つべきだと思う。例えば、私は仕事のストレス発散のために週1回のマッサージに通っているし、仕事帰りにカフェで一息つく時間も大事。『自分は自由に使っているのに、夫だけ制限する』というのは違うと思う。夫婦のバランスを考えて、お互いに納得のいく金額を設定するのが大切だと感じる。実際、夫と話し合って、使い道を明確にしたら不満が減った。夫婦の価値観がズレるとストレスになるから、話し合いが重要だと思う。」
使い道を明確にして不満がなくなったなんて素晴らしい！
④ 「お小遣いの範囲でやりくりできるなら問題なし」（50代・会社員）
「長年、5万円のお小遣いでやってきたが、特に困ったことはない。むしろ、5万円あれば趣味も楽しめるし、交際費も確保できる。大事なのは、家計に影響を与えない範囲でお金を使うこと。例えば、私はゴルフが趣味だが、毎月のラウンド回数を決めたり、必要以上に買い物しないように意識している。お小遣いをどう使うかは本人次第だから、『高い』かどうかは、その人の使い方によると思う。家計に無理がなければ、無理に減らす必要はないのでは？」
家計に無理がなく夫婦が納得しているなら何も問題ないです。
⑤ 「節約しすぎると逆にストレス」（40代・自営業）
「以前、夫婦でお小遣いを3万円に減らした時期があったが、正直つらかった。仕事のストレスを発散できず、夫婦仲までギクシャクするようになった。今は5万円に戻して、気持ちに余裕ができた。お小遣いは、ただの贅沢費じゃなく、生活の質を維持するためにも必要。たとえば、仕事で疲れた時に外食したり、趣味にお金をかけたりすることでリフレッシュできる。お小遣いを削りすぎると、逆に不満が溜まり、家庭の雰囲気も悪くなる。適度なバランスが大事だと感じる。」
夫婦ごとに適正な金額がありますよね。
2. 【年代別】旦那のお小遣いの適正額は？
旦那のお小遣い5万円が高いかどうかは、家庭の収入やライフスタイルによります。
年代別に平均的な目安はこちら！
20代夫婦：月2〜4万円が妥当
- 収入がまだ安定しない時期。貯金を優先したい。
- 交際費が多めでも、節約を意識する必要がある。
30代夫婦：月3〜5万円が平均
- 住宅ローンや教育費がかかり始める。
- 仕事の付き合いも増えるため、多少の余裕は必要。
40代夫婦：月4〜6万円が一般的
- 収入が安定し、趣味や交際費に充てる割合が増える。
- 子どもがいる場合は教育費とバランスを取ることが大切。
50代夫婦：月3〜5万円が目安
- 子どもの独立や老後資金の準備が始まる。
- 収入は高くても、貯蓄を優先する家庭が多い。
3. 旦那のお小遣いを決めるポイント
夫のお小遣いを決めるポイントは3つあります。
夫のお小遣いを決める３つのポイント
- 収入の10〜15%を目安にする
- 「固定費」と「変動費」を分けて考える
- 夫婦でルールを決める
① 収入の10〜15%を目安にする
一般的に、お小遣いは世帯収入の10〜15%以内が妥当と言われています。
- 収入40万円→お小遣い4〜6万円
- 収入50万円→お小遣い5〜7.5万円
収入に見合った金額を設定することで、無理なく管理できます。
② 「固定費」と「変動費」を分けて考える
お小遣いの中で、何にどれくらい使うのかを明確にしましょう。
- 固定費：定期的にかかる支出（飲み会、趣味のサブスクなど）
- 変動費：月によって違う支出（特別な交際費、イベント費用）
この2つを分けることで、月々の金額を調整しやすくなります。
③ 夫婦でルールを決める
「お小遣いはこの金額ね！」と一方的に決めるのではなく、夫婦でルールを話し合うことが大切です。
- 使い道の優先順位を決める。
- 追加が必要なときのルールを決めておく。
- 余った分は貯金するのか、翌月に繰り越すのかを決める。
4. まとめ
「旦那のお小遣い5万円は高い？」という疑問に対して、一概に「高い」「妥当」とは言えません。家庭の状況や収入によって、適正額は異なります。
お小遣いを決めるポイント
- 年代別の平均を参考にする。
- 収入の10〜15%を目安にする。
- 固定費と変動費を分けて管理する。
- 夫婦でルールを話し合い、納得できる形にする。
無理なく、お互いが納得できるお小遣いの設定を目指しましょう！