雨が1日だけなら、「今日は仕方ないか」と何とかやり過ごせることもあります。
でも、雨が2日、3日と続いてくると、洗濯は一気に回らなくなりますよね。
外に干せない。
部屋に干してもなかなか乾かない。
やっと乾いたと思ったら、なんとなくこもった臭いが気になる。
共働きで忙しいと、干し方を毎回工夫したり、何度もやり直したりする余裕もありません。
「雨の日 洗濯物 乾かし方」と調べてみても、出てくるのは同じようなコツばかりで、正直どれを続ければいいのか分からなくなることもあります。
この記事では、雨が続く時期でも洗濯が回るように、
共働き家庭の目線で「現実的にどうしている人が多いのか」「無理なく続けられる対処法」を整理してお伝えします。
毎日完璧を目指さなくても大丈夫です。
雨続きの洗濯を、少しラクにする考え方から見ていきましょう。
目次
雨の日に洗濯物が乾かないのは、やり方の問題じゃない
雨の日に洗濯物が乾かないと、
「干し方が悪いのかな」
「風の当て方が足りない?」
と、自分のやり方を責めてしまいがちです。
でも実は、雨の日に乾きにくいのは個人の工夫不足ではありません。
原因は、とてもシンプルです。
湿度が高い
雨の日は、空気中にすでに水分がたくさん含まれています。
洗濯物から出た水分が、空気中に逃げにくい状態です。
空気が動きにくい
窓を開けられない、換気しにくい。
結果として、部屋の中の空気が停滞しやすくなります。
乾くまでの時間が長くなる
湿度が高く、空気が動かない。
この2つが重なると、洗濯物が乾くまでにどうしても時間がかかります。
つまり、
「雨=乾きにくい環境が最初からできている」
というだけの話なんです。
この前提を知らないまま、
「もっと間隔を空けよう」「風を強く当てよう」と頑張り続けると、
疲れてしまうのも無理はありません。
よくある対処法が続かない理由
雨の日の洗濯について調べると、
「こうすれば乾く」「これが効果的」といった対処法はたくさん見つかります。
実際、どれも間違ってはいません。
一時的には助けになる方法も多いです。
それでも、雨が続くと
「最初は頑張れたけど、だんだん続かなくなった」
「結局、元に戻ってしまった」
という声が多いのも事実です。
それは、やり方が悪いからでも、気合が足りないからでもありません。
多くの対処法が、毎回の手間を前提にしているからです。
ここからは、なぜ続きにくいのかを、よくある例で見ていきます。
毎回、干し方を工夫するのは正直しんどい
雨の日の洗濯について調べると、よく出てくるのがこのあたりです。
- アーチ干しにする
- 洗濯物の間隔を広く取る
- 厚手のものは裏返して干す
どれも理屈としては正しいですし、効果もあります。
実際、時間に余裕がある日ならできることもあります。
ただ、雨が何日も続くと話は別です。
毎回、干し方を考えて、並べ直して、場所を調整して…。
仕事や家事、子どものことをしながらだと、正直そこまで手が回りません。
「分かってはいるけど、毎回は無理」
多くの家庭が、ここでつまずきます。
扇風機・エアコンだけでは限界が出やすい
次によく使われるのが、扇風機やエアコンです。
もちろん、風を当てること自体は意味があります。
ただ、雨の日に限って言うと、これだけでは足りない場面が多くなります。
理由はシンプルで、
- 風は動いても、湿度が下がらない
- 夜に洗って干すと、朝までに乾ききらない
という状態になりやすいからです。
「風を当てていたのに、触るとまだ少し湿っている」
「乾いたと思ったら、なんとなくこもった感じが残る」
こうした経験があるなら、それは使い方が悪いわけではありません。
雨の日の環境そのものが、乾燥に向いていないだけです。
なぜエアコンや扇風機だけでは足りないのか、
もう少し仕組みから知りたい方は、こちらで詳しくまとめています。
このあとでは、
雨が続く時期に無理なく洗濯を回している家庭の考え方を見ていきます。
雨続きでも回る家庭は「考え方」が違う
雨が何日も続く時期でも、洗濯が大きく崩れない家庭があります。
特別な裏ワザを使っているわけではなく、洗濯の考え方が少し違うだけです。
ポイントは「1回で完璧」より「失敗しない流れ」
雨の日が続くと、
「今日こそ完璧に乾かしたい」
「絶対に生乾き臭を出したくない」
と、つい気合が入りがちです。
ここで言う「完璧」とは、
アーチ干しをしたり、洗濯物の間隔を大きく空けたりして、
短時間で確実に一気に乾かすことを指します。
もちろん効果はありますが、
これを雨の日に毎回やるのは正直大変です。
一方で、雨続きでも洗濯が回っている家庭が意識しているのは、
「失敗しない流れ」を作ることです。
具体的には、
- 最初の数時間で、菌が増えやすい状態を抜ける
- 生乾き臭だけは出さない
- 洗濯物を溜め込まず、次に回せる状態を保つ
という最低限のラインを守ること。
できる限りのことをすべてやって
最短で乾かすことを目指さなくて大丈夫です。
翌日までに臭わず、普通に着られる状態になればOK
と考えるだけで、気持ちはかなりラクになります。
私自身も、以前はできる工夫をあれこれやって
「完璧に乾かさなきゃ」と力が入ってしまい、
洗濯がめんどくさすぎて溜めてしまったこともありました。
「生乾き臭が出なければいいや」と考えるようにしてから、
雨続きでも洗濯が止まらなくなりました。
多いのはこの3パターン
雨続きの時期に、無理なく洗濯を回している家庭では、
だいたい次の3つのどれかに落ち着いています。
- 風+除湿で部屋干しを固定する
→ 干し方を毎回変えず、環境だけ整える - 浴室乾燥と併用する
→ 夜洗いの日だけ使うなど、負担を分散する - 乾燥だけコインランドリーを使う
→ 洗うのは家で、仕上げだけ外に任せる
どれが正解、という話ではありません。
その日の状況に合わせて使い分けることが、
雨続きでも洗濯を回すコツです。
再発を防ぐ鍵は「乾くまでの時間」
雨の日に生乾きになりやすいのは、
洗い方が悪いからではありません。
乾くまでにかかる時間が長くなりやすい、
それが一番の原因です。
雨の日ほど、5時間を超えやすい
雨の日は、空気中の湿度が高く、換気もしにくくなります。
そのため、洗濯物が湿った状態のまま長く続きやすいのが特徴です。
この「湿った時間」が長くなるほど、
生乾き臭の原因になる菌は増えやすくなります。
とくに雨続きの時期は、
- 夜に洗って干す
- 朝までに乾ききらない
- そのまま次の日まで持ち越す
という流れになりやすく、
気づかないうちに5時間を超えてしまうことも少なくありません。
洗いよりも「時間管理」の問題
生乾き臭が出ると、
「洗剤を変えた方がいいのかな」
「洗い方が悪かったのかも」
と考えがちです。
でも実際には、
洗濯物がどれだけ長く湿った状態にあったかが、結果を大きく左右します。
つまり大切なのは、
洗いを完璧にすることよりも、
菌が増えやすい時間帯を短くできているかどうか。
ここを押さえるだけで、
雨の日の生乾き臭はぐっと起きにくくなります。
なぜ「5時間」がひとつの分かれ目になるのか、
もう少し仕組みから知りたい方は、こちらで詳しく解説しています。
人力に頼らない現実解を考える
ここまで見てきたように、雨の日は
乾くまでの時間が長くなりやすい環境です。
そのため、アーチ干しや風の当て方を毎回調整する…といった
「人の手の対策」だけで乗り切るのは、忙しい家庭ほど現実的ではありません。
乾くまでの時間を“安定して短くする”という考え方
雨の日でも洗濯が回っている家庭では、
乾くまでの時間を人の頑張りではなく、環境で短くしています。
その選択肢のひとつが、衣類乾燥除湿機です。
衣類乾燥除湿機は、
- 部屋の湿度を下げる
- 洗濯物に安定して風を当てる
この2つを同時に行い、
菌が増えやすい時間帯を短くするための道具です。
目的は「最短で乾かすこと」ではなく、
生乾き臭が出にくい状態を安定して作ることにあります。
ただし、どれを選んでも同じではない
衣類乾燥除湿機にはいくつか方式があり、
- 向いている季節
- 電気代のかかり方
- 乾き方のクセ
がそれぞれ違います。
この違いを知らずに選ぶと、
「思ったより乾かない」「電気代が高い」と感じる原因になります。
方式ごとの違いや考え方は、
こちらで整理しています。
「どの方式が自分の生活に合うのか」を知りたい方は、
こちらを参考にしてみてください。
自分の家に合う方法を知ることが大切
大切なのは、
「一番よく乾く機種」を探すことではありません。
- 洗濯する時間帯(朝か夜か)
- 家族の人数・洗濯物の量
- 置ける場所
- 電気代をどこまで許容できるか
こうした条件によって、
合う方法は家庭ごとに変わります。
だからこそ、
- 方式の違いを理解してから
- 自分の生活に当てはめて考える
この順番が重要です。
⇒「結局どれを選べばいい?」を3つに絞って知りたい方は、
こちらの記事をお役立てください。
まとめ
雨が続くと、洗濯物が乾かないのは当たり前です。
それは、やり方が間違っているからではありません。
雨の日は湿度が高く、空気も動きにくいため、
どうしても「乾くまでの時間」が長くなりやすい構造があります。
大切なのは、
毎回完璧に乾かそうと頑張ることではなく、
- 生乾き臭が出やすい時間帯を越えられるか
- 洗濯物を溜め込まずに回せるか
この2点を安定して守れるかどうかです。
忙しい家庭ほど、
干し方を工夫し続けるよりも、
環境や仕組みで時間を短くする方がラクになります。
衣類乾燥除湿機も、そのための選択肢のひとつです。
ただし、大切なのは「買うこと」ではなく、
自分の生活に合った方法を選ぶこと。
仕組みが合えば、
雨の日の洗濯は「悩み」ではなく「いつもの家事」になります。
無理を続ける前に、
一度、今の生活に合うやり方を見直してみてください。

