夫のお小遣いが気づけば底をついている…そんな悩みを抱えている妻は少なくありません。

「今月ももう使い切った」と言われるたびにうんざり。夫の金銭感覚に不安を感じることも。
お小遣いが足りなくなる原因はさまざまですが、無駄遣いを防ぐためには「ルール作り」と「意識改革」が欠かせません。
本記事では、旦那のお小遣いの使いすぎを防ぐための具体的な解決策TOP5を紹介します。
1. 旦那がお小遣いをすぐに使い切ってしまうのはなぜ?原因を探る

なんで毎月すぐに使い切ってしまうの!?
まずは、夫がなぜ毎月お小遣いを使い切ってしまうのかを明確にしましょう。以下のようなパターンが考えられます。
計画性がない
その場の気分で使ってしまい、月の後半で足りなくなる。
- 給料日後の数日間で気が大きくなり、豪華なランチや趣味にお金を使いすぎてしまう。
- 予算を決めても守れず、「あと少ししか残っていない」と後悔することが多い。
交際費がかさむ
会社の飲み会や友人との食事で予想以上にお金がかかる。
- 仕事の付き合いで「断れない飲み会」が頻繁にあり、予算オーバーしてしまう。
- 割り勘のつもりが、多めに支払うことが多く、計算外の出費が重なる。
趣味にお金を使いすぎる
ゴルフ、ゲーム、ギャンブルなどに大部分を費やしている。
- ゴルフの打ちっぱなし代やゲームの課金が積み重なり、気づけば月末にお金がない。
- 一度の出費が大きく、家計を圧迫していることに気づきにくい。
ストレス発散のための衝動買い
欲しいものを我慢できず、つい購入。
- セールや期間限定商品に弱く、不要なものまで買ってしまう。
- 仕事帰りのコンビニ寄り道が習慣になり、無駄遣いが増えている。
お金の管理をしていない
ATMで気軽に引き出してしまい、気づいたら「使いすぎた」と後悔。
- どれくらい使ったのか把握しておらず、気づいた時にはほぼ残高ゼロ。
- 「必要な分だけ」と思って引き出しても、頻繁に利用してしまい、トータルの出費が膨らむ。
「まだある」と思い込んで使ってしまう
月初めに使いすぎて、後半に焦る。
- 1万円札が財布にあると「余裕がある」と錯覚し、細かい支出を繰り返す。
- 月末に「もうない!」と焦り、追加でお金をもらおうとする。
サブスクや会員費の見落とし
サブスクの支払いを意識せず、支出が積み重なっている。
- 使っていない動画配信サービスやゲームの月額課金をそのまま放置。
- クレジットカード払いにしているため、実感が湧かず無駄な出費を見逃してしまう。

趣味にお金を使い過ぎるとか、ストレス発散だとか…家計のことも考えてよ!
意識が甘い夫がたくさんいるようでイライラしてしまいましたが、怒っても仕方ありません。
これらの原因を理解したうえで、無駄遣いを防ぐ対策を考えましょう。
【解決策TOP5】旦那のお小遣い使いすぎを防ぐ方法
① お小遣いを「週ごと」に分けて管理する
月ごとのお小遣い管理では、一気に使ってしまうリスクが高まります。そのため、週ごとに分けて渡す方法が効果的です。
実践例:
- 月3万円のお小遣い → 毎週7500円ずつ封筒に分けて渡す。
- クレジットカードは使わず、現金管理を徹底。
- 週単位で使う金額を可視化することで、計画的な支出ができる。

これ、実は私の母がやっていた方法で、かなりセーブできます。
② お小遣い帳や家計管理アプリを活用する
夫が無駄遣いをしてしまう理由の一つに、「今月どれくらい使ったか把握していない」という点があります。これを防ぐために、お小遣い帳や家計管理アプリを活用するのがオススメです。
おすすめアプリ:
- マネーフォワード ME → 自動で収支を記録。
- Zaim → カテゴリーごとの支出が分かりやすい。
- おこづかい帳アプリ → シンプルにお小遣い管理ができる。
③ 「使いすぎたら翌月減額」ルールを作る
夫婦でお小遣いルールを決める際に、「使いすぎたら翌月減額」という仕組みを導入するのも効果的です。
ルール例:
- 予算オーバーした分は翌月の小遣いから差し引く。
- 逆に節約できたら、翌月はプラスαで増額OK。
- 夫婦で家計を共有し、「なぜこの金額なのか」を説明する。

無くなったら無制限にもらえる、なんて甘いです!
ですがボーナスや臨時収入があったときには、その何%かをお小遣いに充てるなど、月のお小遣い以外にもプラスの機会があるといいですね。
④ クレジットカードの使用制限をする
クレジットカードは便利ですが、気づかないうちに使いすぎてしまう危険があります。そこで、夫のお小遣い管理を現金中心にするのも一つの方法です。
対策:
- クレジットカードは生活費の支払い専用にする。
- お小遣いの範囲内で使えるプリペイドカードを活用。
- 使った分をリアルタイムで確認できるアプリを導入。
⑤ 夫婦で「貯金目標」を共有する
「お小遣いを減らす」のではなく、「貯金を増やす」という意識に変えるのも有効です。
目標例:
- 家族旅行のために○万円貯める。
- 子どもの教育資金のために積み立てをする。
- 老後の資金を確保するために貯蓄を増やす。
夫婦で共通の目標を持つことで、「無駄遣いを減らそう」という意識が高まり、お金の使い方に対する考え方が変わります。

具体的な金額と期限の目標があると、意識が変わるかも!
まとめ|無駄遣いを防ぐには夫婦の協力が不可欠
旦那のお小遣い使いすぎを防ぐためには、単に「お小遣いを減らす」のではなく、管理方法を見直すことが大切です。
解決策まとめ:
- 週ごとに分けて管理する。
- お小遣い帳や家計管理アプリを活用する。
- 使いすぎたら翌月減額するルールを作る。
- クレジットカードの使用を制限する。
- 夫婦で貯金目標を共有する。
夫婦で話し合いながら、無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。

言いたいことはたくさんあると思いますが、冷静な話し合いが大切です。
適切なルール作りをすることで、お金の使い方が変わり、夫婦関係もより円満になります。