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お金 夫婦の生活費トラブル

【夫婦の危機】共働きで生活費を渡さない夫…話し合いで解決できる?

共働き夫婦ならば、生活費はお互いに負担するもの。そう思っていたのに、現実は違いました。

私の周りでも、「夫が生活費を入れない」「給料を全部自分のために使ってしまう」そんな悩みを抱えている妻は少なくありません。

では、夫が生活費を渡さない理由は何なのか?話し合いで解決できるのか?実際に私自身の体験や周囲のリアルな事例を交えながら、具体的な対応策を考えていきます。

夫が生活費を渡さない理由とは?

生活費を渡さない夫には、いくつかのパターンがあります。それぞれの背景や心理を考えてみました。理由によって、どのように対処すべきかも変わってきます。

  • 「自分の収入は自分のもの」思考
    「俺が稼いだ金は俺のもの」と考え、生活費を渡さないタイプ。共働きならば妻の収入で家計を賄えばいいと思っている。特に独身時代から自分の収入を自由に使ってきた夫は、お金の管理を妻と共有する意識が低い傾向がある。
  • 「生活費の負担は妻がすべき」という考え
    夫の実家が「男は外で稼ぎ、家のことは女がやるもの」という考え方だと、その影響で「家計は妻の責任」と思い込んでいるケースが多い。特に義両親からの干渉が強い家庭では、妻の収入を生活費に充てることを当然と思われてしまうことも。
  • 趣味やギャンブルに使ってしまう
    趣味や遊び、お酒、ギャンブルにお金を使い、生活費に回らないケース。特に趣味が車、バイク、ゲーム、投資など高額なものになると、家計の負担が大きくなる。浪費癖のある夫は、自分の楽しみを優先し、家計への責任感が低い傾向がある。
  • 収入が不安定で、余裕がない
    夫の収入が少なく、生活費を渡したくても渡せない場合も。フリーランスや自営業の夫の場合、収入が不安定なため、生活費を一定額確保するのが難しくなる。自分の稼ぎが少ないことを恥じる気持ちから、生活費について触れたがらないケースも。
  • 「家計の状況を知らない」無関心タイプ
    「生活費がどれくらいかかるのか分からない」「妻がなんとかするだろう」と、そもそも家計に無関心なケース。特に結婚前に一人暮らしの経験がない夫は、食費や光熱費がどれくらいかかるのかを理解していないことが多い。「お金の管理は妻がやるもの」と思い込んでいる場合、意識を変えさせることが必要になる。
  • 借金やローンの返済に追われている
    夫が過去の借金を抱えている、もしくは住宅ローンや車のローンなどの返済が生活費より優先されているケース。特に、借金を隠している場合、夫が「生活費を入れたくても入れられない」状態になっていることがある。妻が家計管理を担当していても、夫の隠れた借金が発覚すると、一気に家計が厳しくなる。
  • 精神的に家庭に関心がない
    夫が家庭内での役割を放棄し、妻にすべての負担を押し付けているケース。仕事や趣味、友人関係を優先し、家庭に興味を持たない夫は、生活費を出すことも「面倒なこと」と思いがち。「俺は働いてるんだから、それで十分だろう」といった発言をする場合は要注意。

どれも自分勝手な考えばかり…。

夫が生活費を渡さない背景には、それぞれの理由があります。どのケースに当てはまるのかを見極めた上で、適切な対策を考えることが大切です。

【体験談】共働きなのに夫が生活費をくれない…そのとき私はどうした?

夫が生活費をくれなかったときの、私や友人、ネットでの体験談をまとめました。

ケース1:夫が「生活費は折半」と言いながら、自分の支出だけ優先

私の夫は「共働きなんだから生活費は折半でいいよな?」と言っていました。でも、実際は夫が自由に使えるお金が優先され、家計費が足りなくなることもしばしば。家賃や光熱費は折半していたものの、食費や日用品費はすべて私の負担。

「それじゃ私ばかり負担が多いよ」と訴えても、「じゃあ外食を減らせば?」と取り合ってもらえず…結局、夫の趣味や交際費は削られることなく、私が節約するしかない状況になりました。

ケース2:「俺の金は俺のもの」発言で家計が崩壊

私の友人は、夫が「俺が稼いだ金は俺のもの。お前も働いてるんだから自分の分は自分で払え」と言い出し、生活費を一切渡さなくなったそうです。

夫は自分の給料を趣味や投資に回し、家賃や光熱費は妻任せ。何度も話し合いを試みたものの、「俺の収入を当てにするな」と突き放され、結果的に別居に踏み切ることになったと言います。

ケース3:ボーナスは夫のもの、生活費は私の負担

夫は毎月の給料から最低限の生活費は出してくれていましたが、ボーナスは全額自分のものとして使っていました。

旅行や趣味に惜しみなくお金を使う一方で、私は家計の赤字をパート代で補填する日々。

何度も話し合いましたが、「ボーナスは俺が頑張って働いた対価だから」と譲らず、結局私がやりくりを続けるしかありませんでした。

ケース4:夫が「実家への仕送り優先」で家計が苦しくなる

夫は毎月の給料の中から実家に仕送りをしていました。親孝行は大切だと思っていましたが、生活費を削ってまで送るのはおかしいと感じ、「家の生活が成り立たないなら仕送りを減らすべき」と話し合いました。

しかし夫は「俺の親を大事にするのは当たり前だろ」と聞く耳を持たず、結局私は家計の負担を増やすしかなくなりました。

ケース5:生活費は「貯金から出せ」と言われた

夫は私が独身時代に貯めた貯金があることを知っており、「足りないなら貯金を切り崩せばいい」と言って生活費を出してくれませんでした。

結婚当初は「夫婦で助け合うもの」と思っていましたが、蓋を開けてみると私の貯金に頼る生活になり、貯金がどんどん減っていくばかり。

このままでは破綻すると危機感を覚え、夫に強く訴えかけましたが、話し合いは平行線のままでした。

生活費を出してもらえず苦しんでいる妻のエピソードがたくさん見つかりました。

夫が生活費を渡さない場合の話し合いのポイント

夫が生活費を入れない状況を改善するには、冷静に話し合うことが大切です。

  • 具体的な数字を示して説明する
    「生活費がこれだけかかる」と家計簿を見せ、現実を理解させる。
  • 感情的にならず、冷静に伝える
    「なぜ生活費を渡してくれないの?」と責めるのではなく、「家計が成り立たないので一緒に考えたい」と冷静に伝える。
  • 分担ルールを決める
    収入比率に応じた負担割合や、固定費と変動費の分担を決める。
  • 「生活費を出さないのは法的問題になり得る」と伝える
    婚姻関係にある夫婦には生活費の分担義務があり、夫が一方的に負担を拒否するのは違法になる可能性があることを伝える。

こちらの記事では具体的な会話例なども交えて、話し合いのポイントを詳しくご紹介しています。

生活費を渡さない夫への対応策!話し合いで解決しない場合の対処法

話し合いをしても改善しない場合、次の対策を考えましょう。

  • 「婚姻費用分担請求」を検討する
    裁判所を通じて、夫に生活費を支払う義務を果たさせる。
  • 公的支援を活用する
    生活費が足りない場合、自治体の相談窓口や生活保護、福祉制度を利用できる。
  • 離婚を視野に入れる
    生活費を一切出さない、改善の見込みがない場合、離婚を考えることも必要。

こちらの記事では離婚を視野に入れた具体的な体験談や対処法をご紹介しています。ぜひ参考に読んでみてください。

まとめ|夫婦で納得できる生活費の分担を

共働きなのに夫が生活費を渡さない問題は、決して珍しくありません。

まずは冷静に話し合い、生活費の分担についてしっかり決めることが大切です。それでも解決しない場合は、法的な手段や支援制度を活用し、最善の選択を考えましょう。

何より、自分一人で抱え込まず、頼れるところに相談することが重要です。あなたの人生を大切にするために、最適な選択肢を見つけていきましょう。

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